医療法人社団愛優会グループ

クリニック、介護施設、認知症グループホーム等の運営刷新します。運動を中心に!新しい医療クリニックへ!

エビデンス

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   EVIDENCE(根拠)

高齢者の薬剤②

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認知症の薬剤アリセプトには、長期投与で食欲を低下させる副作用があることが、最近わかってきた。秋下雅弘・東京大学医学系研究科教授

高齢者の薬剤①

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薬は種類が増えるほど副作用リスクが高まる。それを病気と皆が、勘違いし更に薬が増える。薬剤の悪循環。秋下雅弘・東京大学医学系研究科教授

食事が寿命を左右する!

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米国で2012年に心疾患、脳卒中、2型糖尿病など、心血管代謝疾患によって亡くなった人の半数近くが、基準を満たしていない食生活と関連しているようだ、という米国タフツ大学フリードマン栄養科学政策校からの研究報告。 米国の成人において、702,308人の死亡のうち、心血管代謝疾患による死亡318,656人(約45%)は、健康的な生活にとって重要と考えられている食品や栄養素の摂取が不十分であることや、そのようなもの以外の食品の過剰摂取に関連していたという。 このような食品として挙げられたものには、心血管代謝の健康に影響をおよぼすことが以前より知られてきた食品および栄養素が含まれている。ナトリウムの過剰摂取と関連する死亡の割合が、最も高く、加工肉、加糖飲料、非加工赤肉も過剰に摂取されていた。米国人は、果物、野菜、ナッツ類や種子、全粒粉、多価不飽和脂肪、魚介類のオメガ3脂肪など、健康効果をもつ食品を十分に摂取していなかった。 この研究は、食生活に関連する死亡の割合が、人口集団によって異なることも示した。例えば、女性と比較して男性で、白人と比較して黒人とヒスパニックで、高等教育を受けた者と比較して教育水準の低い者で、死亡率がより高いという傾向がみられた。「これらの結果は、人々の食習慣を変えて健康を改善するために、優先事項を特定し、公衆衛生計画を導き、戦略を提供するのに役立つはずである」と著者らは結論している。

喫煙者と運動不足は睡眠障害

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18才以上の台湾人男女1万3千人近くの7年分のデータを用いて、身体活動量や喫煙習慣と不眠症との関係を調べたところ、身体活動量が少ない場合には22%、喫煙習慣がある場合には45%、不眠症になるリスクがそれぞれ増加していた。 さらに、身体活動量が多く喫煙習慣も無いという健康的なグループと、身体活動量が少ないうえに喫煙習慣まであるという不健康なグループを比較したところ、不健康なグループは健康的なグループに比べて不眠症になるリスクが78%高かった

国立循環器病研究センター

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有酸素運動の不足は心臓にとってよいことではない。日常生活に運動を位置づけ、継続的に取り組むのが重要。国立循環器病研究センター。

癌と運動と死亡率

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ガンの病歴がある人も無い人も、運動習慣があると死亡リスクが低い "frontiers in Public Health" 誌に掲載された西オーストラリア大学などの研究で、ガンの病歴がある人もそうでない人も運動習慣があると死亡リスク(死因は問わない)が低いという結果になりました。 研究の方法 ガン(非メラノーマ性の皮膚ガンは除く)と診断された40才以上(平均年齢68才)の男女 1,589人の過去一週間における運動時間を調べたのち中央値で2.6年間にわたり生存状況を追跡調査しました。 さらに、ガンの病歴が無い男女 3,145人(平均年齢68才)の運動時間も調べ、こちらは中央値で2.8年間にわたり生存状況を追跡調査しました。 運動時間の計算 運動(余暇として行う身体活動)とは例えば、散歩・ゴルフ・水泳・テニス・ジョギング・自転車などです。 運動時間は次のように算出されました: 軽い運動を行う時間+中程度の激しさの運動を行う時間+激しい運動を行う時間×2 つまり、激しい運動(テニスやジョギングなど)は運動時間を2倍とみなしたというわけです。 結果 追跡期間中に、ガンの病歴があるグループでは135人が死亡(ガンで死亡したのは83人)し、ガンの病歴がないグループでは152人が死亡しました(ガンで死亡したのは52人)。 ガンで死亡するリスク ガンの病歴があるグループでは、1週間あたりの運動時間が360分以上であると、運動を一切行わない場合に比べてガンで死亡するリスクが70%低くなっていました。 ガンの病歴がないグループでは、この数字は84%でした。 総死亡リスク ガンの病歴があるグループでは、運動を一切行わない場合に比べて、1週間あたりの運動時間が150~359分である場合には45%、 そして1週間あたりの運動時間が360分以上である場合には59%、それぞれ総死亡リスクが低くなっていました。 ガンの病歴がないグループでは、この数字は48%と50%でした。

運動不足と不整脈(国立循環器病研究センター)

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近年の研究で運動と心臓の関係も詳しくわかってきました。 適度な運動で心臓の機能が改善し、心筋が鍛えられることや心肺機能が向上することは以前から指摘されていましたが、運動不足が不整脈の原因になることもあらたに解明が進んでいます。 運動と心臓とは密接なつながりがあるのです。 特に有酸素運動の不足は、心臓にとってよいことではありません。 日常生活に運動を位置づけて、継続的に取り組むのが理想です。 身体が運動不足になると、全身の筋肉が衰えます。 これに加齢による筋力の低下が加わると、低下のスピードが増していきます。 心臓も筋肉でできており、心筋が衰えることで拍動も弱まります。 拍動が弱まると、送り出される血流も少なくなり、全身に血液が届くまでに時間がかかるようになってしまいます。 このように、運動不足は心臓や身体全体にとって決してよいことではありません。 心肺機能を向上させるには、ウォーキングや水泳などの有酸素運動が最適です。 ウォーキングなら会話ができるくらいのゆったりしたスピードで、毎日30分から1時間程度歩きます。 水分補給をしっかりと行って、身体が水不足にならないように気をつけます。 水分が不足すると、血液に粘りが出て、心臓に負担がかかってしまいます。 水分補給は、一度に大量に飲むのではなく、こまめに何度も行うのがおすすめです。

難治性の心不全予防に運動

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運動を毎日続ければ心不全のリスクは46%低下 4万人を調査 運動を毎日続けていると、心不全を発症する危険性は46%低下することが、約4万人を対象とした調査で明らかになった。「心臓病を予防するために、もっとも効果的なのは、運動を毎日続けることです」と研究者はアドバイスしている。 高血圧や糖尿病があると心臓への負担が大きくなる  心臓は、全身に血液を送るポンプの働きをしており、「心筋」と呼ばれる筋肉と、心筋に酸素や栄養を送る血管である「冠動脈」でできている。「心不全」とは、心臓の内腔が肥大したり、心筋が厚くなったり、冠動脈が詰まったりして、血液を全身に送り出す、あるいは心臓に取り込む力が落ちた状態を指す。  心不全は日本を含む先進国で増えており、米国では5,700万人がうっ血性心不全に罹患していると推定されている。心不全の医療費も増加しており、医療費全体のおよそ2%を占める。  心不全と診断されると、心臓の働きを低下させる原因をはっきりさせ、その病気を治療することが始められるが、治療開始後の病状の見通しは明るくない。心不全の診断後の死亡リスクは30~50%に上るという。  冠動脈や心筋の異常を起こす大きな原因は、肥満、高血圧や糖尿病などだ。特に高血圧があると、気づかないうちに動脈硬化が進み、心臓への負担が大きくなる。  心不全を防ぐために勧められるのは、ウォーキングなどの中強度の運動を1日1時間行うか、ジョギングなどの負荷の強めの運動を30分程度行うことだ。 マラソンのような激しい運動である必要はない  スウェーデンのウプサラ大学の研究チームは、心不全の既往歴をもたない20~90歳の男女3万9,805人を対象に調査を行った。開始時点の1997年から、運動をする習慣と運動時間、余暇の過ごし方について聞き取り調査を行った。  その結果、余暇時間に運動をする習慣のある人では、心不全の発症が少ないことが明らかになった。もっとも心不全の発症リスクが低かったのは、ウォーキングなどの中強度の運動を1時間、あるいは水泳やジョギングなどの強度の高めの運動を30分毎日続けている人たちで、心不全の発症は46%低下していた。  逆に、心不全のリスクが高かったのは、高齢者、男性、BMIの高い肥満の人、ウエスト-ヒップ比が高いメタボリックシンドロームの人、糖尿病や高血圧、高コレステロール血症のある人たちだった。  「マラソンのような強度の高い運動をする必要はありません。ウォーキングなどの、もっと手軽に取り組める運動でも、十分な効果を得られます。運動をすることで、心不全以外の多くの疾患のリスクも低下させることができます」と、ウプサラ大学のカスパー アンデルセン氏は言う。  「先進国では、体を動かす頻度の低い生活スタイルが定着しています。多くの人が移動するときは乗用車を使い、家ではテレビやインターネットばかりを見ています。意識して体を動かさないと、運動時間を増やすことはできません」。  移動するときは車を使わず徒歩で、エレベータを使わず階段を昇る、余暇時間は屋外に出て運動をするといった生活スタイルを促進することが、心不全の予防につながる。  運動を続けることで、血圧値や血糖値、コレステロール値を下げることができる。米国心臓学会(AHA)は、40分の適度な強度の運動を、週3~4回行うことを勧めている。キーワード: 心筋梗塞/狭心症 三多(多動・多休・多接)  運動を毎日続けていると、心不全を発症する危険性は46%低下することが、約4万人を対象とした調査で明らかになった。「心臓病を予防するために、もっとも効果的なのは、運動を毎日続けることです」と研究者はアドバイスしている。 高血圧や糖尿病があると心臓への負担が大きくなる  心臓は、全身に血液を送るポンプの働きをしており、「心筋」と呼ばれる筋肉と、心筋に酸素や栄養を送る血管である「冠動脈」でできている。「心不全」とは、心臓の内腔が肥大したり、心筋が厚くなったり、冠動脈が詰まったりして、血液を全身に送り出す、あるいは心臓に取り込む力が落ちた状態を指す。  心不全は日本を含む先進国で増えており、米国では5,700万人がうっ血性心不全に罹患していると推定されている。心不全の医療費も増加しており、医療費全体のおよそ2%を占める。  心不全と診断されると、心臓の働きを低下させる原因をはっきりさせ、その病気を治療することが始められるが、治療開始後の病状の見通しは明るくない。心不全の診断後の死亡リスクは30~50%に上るという。  冠動脈や心筋の異常を起こす大きな原因は、肥満、高血圧や糖尿病などだ。特に高血圧があると、気づかないうちに動脈硬化が進み、心臓への負担が大きくなる。  心不全を防ぐために勧められるのは、ウォーキングなどの中強度の運動を1日1時間行うか、ジョギングなどの負荷の強めの運動を30分程度行うことだ。 マラソンのような激しい運動である必要はない  スウェーデンのウプサラ大学の研究チームは、心不全の既往歴をもたない20~90歳の男女3万9,805人を対象に調査を行った。開始時点の1997年から、運動をする習慣と運動時間、余暇の過ごし方について聞き取り調査を行った。  その結果、余暇時間に運動をする習慣のある人では、心不全の発症が少ないことが明らかになった。もっとも心不全の発症リスクが低かったのは、ウォーキングなどの中強度の運動を1時間、あるいは水泳やジョギングなどの強度の高めの運動を30分毎日続けている人たちで、心不全の発症は46%低下していた。  逆に、心不全のリスクが高かったのは、高齢者、男性、BMIの高い肥満の人、ウエスト-ヒップ比が高いメタボリックシンドロームの人、糖尿病や高血圧、高コレステロール血症のある人たちだった。  「マラソンのような強度の高い運動をする必要はありません。ウォーキングなどの、もっと手軽に取り組める運動でも、十分な効果を得られます。運動をすることで、心不全以外の多くの疾患のリスクも低下させることができます」と、ウプサラ大学のカスパー アンデルセン氏は言う。  「先進国では、体を動かす頻度の低い生活スタイルが定着しています。多くの人が移動するときは乗用車を使い、家ではテレビやインターネットばかりを見ています。意識して体を動かさないと、運動時間を増やすことはできません」。  移動するときは車を使わず徒歩で、エレベータを使わず階段を昇る、余暇時間は屋外に出て運動をするといった生活スタイルを促進することが、心不全の予防につながる。  運動を続けることで、血圧値や血糖値、コレステロール値を下げることができる。米国心臓学会(AHA)は、40分の適度な強度の運動を、週3~4回行うことを勧めている。

サルコぺニア(筋肉の質もボロボロ)運動の強化を!

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年を取ると筋肉が落ちるのは、ある程度仕方のないこと。ところが、加齢によって変化するのは、筋肉の量だけではない。高齢者の筋肉内には、霜降り状に脂肪が蓄積しがちで、その脂肪を「筋内脂肪」と呼ぶ。この度、名古屋大学総合保健体育科学センターの秋間広教授らが共同研究を行い、高齢者に見られるこの筋内脂肪が、筋力や筋肉量が落ちるサルコペニアや運動機能の低下と関連していることや、特に男性では年齢とも関連することを明らかにした。詳細は、1月20日に発行された医学誌「Archives of Gerontology and Geriatrics」(2017;70:105-111)に掲載されている。 高齢男女の筋肉の霜降り度合い、筋肉量、運動機能を測定  皮下脂肪と内臓脂肪に加え、「第三の脂肪」と呼ばれる異所性脂肪が注目されているという。異所性脂肪とは、本来は脂肪がほとんどたまらないはずの膵臓や筋肉、肝臓などに過剰に蓄積している脂肪を指す。そのうち、筋肉内にたまるのが「筋内脂肪」だ。  筋内脂肪が増えると、インスリンの効きが悪くなり糖尿病になる可能性が高くなることが、これまでの研究で分かっている。また、運動機能にマイナスの影響を及ぼすこと、加齢や肥満、運動不足により増加することも分かっている。しかし、日本人の高齢者において、何が筋内脂肪に影響を及ぼすのかについては、ほとんど明らかにされてこなかった。  そこで、研究グループは、日本人の高齢男女64人を対象に、超音波断層装置で太ももの横断画像を撮影し、得られた画像を分析。筋肉内の霜降り度合いを数値化し、筋内脂肪の指標とした。また、得られた画像から筋肉の厚さと皮下脂肪の厚さを計測し、それぞれ筋肉量の指標と脂肪量の指標とした。  運動機能を見るために、一定時間内にできた上体起こしの回数、寝た状態から立ち上がるまでに要する時間、椅子の座り立ちを連続10回行うのに要する時間、5m歩行での最大速度、6分間の歩行距離をそれぞれ測定した。また、身体組成計付きの体重計で全身の体脂肪量、体脂肪率、筋肉量、筋肉率を推定した。  その結果、超音波断層装置の画像から求めた筋内脂肪の指標に、男女差は見られなかった。また、男性は筋肉量が多く、女性は皮下脂肪の量が多かった。  運動機能測定では、6分間歩行距離以外の種目で、男性が女性に比べて優れていた。身体組成も同様で、総じて男性は筋肉量が多く、女性は脂肪が多いという結果だった。  これらの結果を基に、研究グループは筋内脂肪の指標と筋肉あるいは皮下脂肪の厚みとの関係について検討した。  その結果、男女ともに、筋内脂肪が増えて筋肉の霜降り状態が進んでいる人は、筋肉の厚みが減り筋肉量が少ないことが分かった。一方の皮下脂肪の厚みとの関係では、男性には特別な関連が見られず、女性では筋肉の霜降り状態が進んでいると皮下脂肪も多いという結果だった。つまり、脂肪組織が体に蓄積していくパターンが、男性と女性では異なることを意味しているという。 筋肉量と筋力が筋内脂肪と密接に関連  筋内脂肪の指標が、今回測定したどの因子と密接に関係しているかを調べるため、男女別に各測定値を解析したところ、男性では太ももの筋肉の厚さ(筋肉量)、椅子の座り立ち(筋力)、年齢の3つが、女性では太ももの筋肉の厚さ、椅子の座り立ちの2つが、筋内脂肪を予測できる関連因子として浮上した。また、男女合わせて解析を行ったところ、椅子の座り立ち、全身の筋肉量、年齢の3つが、筋内脂肪を予測できる因子とされた。  研究グループは、今回の結果について、「加齢に伴い、筋肉量が減少するサルコペニアが生じることはよく知られているが、それと同時に、筋肉の量的変化だけでなく、筋肉の中に脂肪が蓄積するという質的な変化が生じていることが分かった。そして、特に男性では、筋肉の質的変化に関して、加齢の影響を大きく受けることが示された」とコメントしている。  筋肉の中に蓄積した脂肪は、高齢者の運動機能にも影響を与える。研究グループは、「高齢者は、定期的に運動することで、加齢に伴って起こる筋肉量の減少と運動機能の低下を食い止め、筋内脂肪の蓄積を抑制することができるかもしれない」とし、高齢者の筋肉の量的指標のみならず、質的な指標にも着目する必要があることを強調した。さらに、「これらの研究結果は、高齢者の健康の維持・増進や、効果的な運動法の確立に役立つのではないか」と期待を寄せた。

抗生物質

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風邪で抗生物質は飲まないで!!厚労省の通知。

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